公益社団法人　富山県栄養士会

　

　毎年6月の「食育週間」に全国各地で行われる、食育推進全国大会が今年は富山で開催されました。今回のテーマは「食で心も体も幸せに　とやまから広げるウェルビーイング」。農林水産副大臣の勝俣孝明衆議院議員を始め、自由民主党食育調査会長の土屋品子衆議院議員、栄養士議員連盟会長の山東昭子参議院議員、新田八朗富山県知事、横田美香富山県副知事、錚々たる方々が富山県栄養士会のブースを訪れ、日頃の感謝と激励を頂戴いたしました。

　ブースには2日間で657名の方が来訪され、食事の栄養バランスを簡単にチェックできる「食育SATシステム（体験型栄養教育システム）」を使い、栄養診断やアドバイスを行い、両日で349名の方に体験していただくことができました。また、日本栄養士会の「栄養ワンダー」を併催し、アンケートに回答された方に協賛社提供のキウイフルーツと牛乳を無料配布しました。初日は、午前中で予定数量に達してしまうなど、かなりの大盛況でした。

　24日の富山食育シンポジウムには、富山県栄養士会副会長の米原恭子氏がパネリストとして参加、生産者の方々と意見交換をされました。

　25日の富山食育ワークショップでは、地域活動事業部の杉森裕子氏が、小・中学生向けスポーツ栄養・食育講座として、スポーツをする上で学童期・青年期に必要な栄養についてのお話をされました。

　今大会は県内外から約2万人の来場があり、富山県の魅力を全国に発信できた大会となりました。我々、富山県栄養士会も、「健康で豊かな食生活を考え、学ぶ」ことのお手伝いができたのではないかと実感しています。