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生涯教育実施報告

令和5年度 第10回 富山県栄養士会生涯教育研修会 (12月10日㈰開催)

「子供の肥満を予防・改善する食生活~障害特性に応じた個別指導~」

 令和5年度 第10回生涯教育研修会がオンラインで開催されました。
 今回は、大阪母子医療センター栄養管理室 室長の西本裕紀子先生を講師としてお招きし、「子供の肥満を予防・改善する食生活~障害特性に応じた個別指導~」と題して、①子供の肥満とその問題点、②二次性肥満を生じやすい子どもの支援、③発達障害のある子どもの肥満について様々な症例を提示していただきながら、わかりやすくお話をいただきました。
 子どもの肥満は将来メタボリックシンドローム、さらには生活習慣病になりやすいという問題点があります。肥満の予防のためには、環境を整えて適切な食習慣を身に付けられるよう、家族みんなで取り組み、楽しい食生活を送ることが重要であり、子どもやその家族への指導のポイントについて詳しく教えていただきました。
 また、二次性肥満を生じやすい疾患としては、ダウン症やプラダーウィリー症候群、発達障害などがあり、年齢別に起こりやすい問題点とそれに対する指導のポイントについて詳しく提示していただき、大変参考になりました。さらに、大阪母子医療センターでは、保育所や学校宛に協力依頼をされるなど、病院、保育所や学校、家庭とが同じ方向を向いて子どもの支援を行うことができるように取り組んでおられるとのことで、子どもに関わる人皆が連携していくことの大切さについてもお話いただきました。
 今回は、障害特性に応じた個別指導について詳しく教えていただきましたが、障害や疾患のない肥満の子どもに対する指導にも大変参考になる内容でした。肥満予防のためには乳幼児期から適切な食習慣を身に付けることが大切であり、そのためには本人や家族に寄り添い、家族みんなで取り組めるように早期から継続して支援していくことが重要であると改めて感じました。(受講者数55名)

令和5年度 第9回 富山県栄養士会生涯教育研修会 (11月19日㈰開催)

「皆に知ってほしい心不全」

 令和5年度 第9回生涯教育は、愛知県春日井市民病院 副院長・循環器内科主任副部長の小栗光俊先生を講師としてお招きし、オンラインにて開催しました。
 今回は「皆に知ってほしい心不全」と題し、減塩一辺倒でない新しい心不全患者との関わりについて学ぶべく、午前は小栗先生のご講義、午後は演習として症例2題を使ってグループワークを行いました。
 午前での講義では今後増加の一途をたどる心不全患者の再入院抑制が急務であるとのお話から、病態進行の特徴の解説、再入所抑制のための最新の知見や春日井市民病院さんの取り組みによる成果、また、私たち栄養士の領域まで網羅された内容を分かりやすくご教授頂きました。
 午後の演習は退院後の地域連携を主題とした症例2例に対し、各グループから発表の後、小栗先生から各症例に対し解説や対応策のアドバイスをご教授いただいました。
 症例は清幸会島田病院 管理栄養士 高田美穂先生、金沢医科大学氷見市民病院 若林美希先生に提示していただきました。
 心不全の対応というと「減塩食」が真っ先に浮かびますが、心不全患者の食欲不振は「フレイル」に繋がり予後を悪化させるため、今までの考え方を改め新しい対応を学ぶことができた1日でした。先生から「心不全患者の発症前から終末期まで一番長くかかわる職種は栄養士である」とのお言葉をいただき、今日の学びを明日からの業務に活かしたいとの思いを持ちました。(受講者数29名)

令和5年度 第8回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (11月3日㈮開催)

「人生100年時代 低栄養を予防し、健康に高齢期を過ごすには」

 令和5年度 第8回生涯教育研修会がオンラインで開催されました。
 今回は医療法人社団五省会西能病院 診療技術部 栄養科科長 米原恭子先生による講義でした。
 フレイルの評価基準や食欲の評価(SNAQ)などを用い、早いうちからの「気づき」が大切であること、高齢単身世帯などは調理済食品の利用が多く、中食やコンビニ食をうまく活用する方法や生鮮食品の保存方法の指導が必要であることなど具体的に教えていただきました。また、自施設での取り組みとして、骨粗鬆症リエゾンサービスへの管理栄養士の関わりやロコケンフォローアップセミナーの開催などを紹介していただきました。
 フレイル(身体的・社会的・精神的)を早期発見、早期対策することが大切であり、また地域全体で関わることが重要であると改めて感じました。(受講者数18名)

令和5年度 第7回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (10月21日㈯開催)

「多職種連携で栄養士の力を発揮しよう」

 令和5年度 第7回生涯教育研修会がオンラインで行われました。
 今回はJCHO高岡ふしき病院管理栄養士越野庸介先生による講義と演習グループワークでした。
 講義では多職種連携のメリットや管理栄養士に求められている役割について、地域包括ケア会議に参加した経験や、病院内での多職種チーム(糖尿病、NST、摂食嚥下)での実際の活動や症例を挙げながらわかりやすくお話していただきました。
 演習では症例検討を行い、グループごとに発表、受講者同士の意見交換が行われ有意義なグループワークとなりました。
 地域、病院、施設においても他の職種から栄養士の具体的な役割を認識してもらうため、自身の専門性・役割について改めて再確認し、周囲に積極的に関わっていくことが大切だと思いました。(受講者数11名)

令和5年度 第6回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (9月30日㈰開催)

「時間栄養学~健康のためにいつ食べるのか~」

 令和5年度 第6回生涯教育研修会は、愛国学園短期大学 准教授 古谷彰子先生をお招きし、オンラインにて開催しました。
 今回は時間栄養学の観点から、①体内時計を整えることが生活習慣の改善や疾病予防、仕事や学校でのパフォーマンスの向上につながること ②体内時計を整えるには光より食事が効果的であること ③体内時計を踏まえた効果的な食事(栄養素)のとり方 等について、様々な研究や文献データ、ご自身の経験等を交えた講義で、大変興味深い内容でした。
 今後の栄養指導では、「なにを食べるか」だけではなく、「いつ食べるか」等、体内時計を意識し、対象者の生活に応じた指導を行うことが大切だと感じました。(受講者数29名)

令和5年度 第5回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (9月10日㈰開催)

「腎障害進展抑制へ~チーム医療としての取り組み~」

 令和5年度 第5回富山県栄養士会生涯教育研修会がオンラインで行われました。
今回は泉が丘内科クリニック 管理栄養士 秋島政美先生による講義でした。
腎臓の機能と構造、CKD進行に伴う症状と合併後、CKDの食事基準、食事指導ついて実例を交えてお話していただきました。患者さんの背景に合わせた指導方法や媒体を使った指導方法、チームで取り組むときの管理栄養士の役割などを教えていただきました。また、腎臓病病態栄養専門管理栄養士を取得するための認定要件や実際の勉強方法、資格取得してよかったことなどを教えていただきました。
最後に、毎月同じ患者さんに栄養指導を行う中で何を話してよいのか悩んだ時期があったそうです。先輩栄養士から、「目の前の患者さんを知ることはとても楽しいことじゃない」という言葉でやるべきことが分かったそうです。腎機能の基本から応用、そして管理栄養士の心構えまで総合的に学ぶよい機会となりました。(受講者数37名)

令和5年度 第4回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (8月26日㈯開催)

「対象者に合わせた献立作成について」

 令和5年度 第4回富山県栄養士会生涯教育研修会が会場とオンラインで繋ぎハイブリッド形式で開催されました。
 今回は、富山短期大学 教授 太田裕美子先生による講義と、会場とオンライン参加者に別れたグループワークを行いました。献立作成の考え方、食品成分表の見方、栄養計画の立て方、食品群別荷重平均成分表についてなど、立案の意義を理解することが出来ました。グループワークでは施設の違いによる献立サイクルの違いや特徴などを話し合いました。また、食材費高騰や食事評価方法など、日ごろ疑問に感じていることも情報交換することができました。
 献立作成は基本的なことですが、栄養士にとっては重要であるということを振り返ることができました。(受講者数14名)

令和5年度 第3回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (8月6日㈰開催)

「褥瘡の基礎と栄養管理」

    高岡駅南クリニック 塚田邦夫先生
 ・褥瘡とは(圧迫・ずれ・低栄養が要因となる)
 ・DESIGN-R2020改定概要
  →深部組織損傷(DIT)について
  →臨界的定着
   (クリティカルコロナイゼーション)
 ・スキン-テアの病態と対策
 ・「床ずれ予防プログラム」の紹介
 栄養管理と大きく関わる病態である褥瘡について、基本的な内容から最新のガイドラインの改定内容、トピックスとなっているスキン-テア、そして早期発見から改善へ繋げるための「床ずれ予防プログラム」の紹介があり、褥瘡をトータルで理解できる充実した内容でした。
 講師より、褥瘡管理はもちろん、その他の分野でも栄養士が実施した「栄養評価」についてもっと発信し、多職種と情報共有していくよう激励頂きました。(受講者数43名)

令和5年度 第2回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (7月29日㈯開催)

「栄養と食のプロとしての『伝え方』のアップグレード 『伝えた』から『伝わった』へ」

 令和5年度 第2回富山県栄養士会生涯教育研修会をオンラインにて開催しました。
 今回は、株式会社オフィスキュー 澤 直美先生による講義でした。
①「伝わらないのはなぜか?」原因を認識し、相手に聞く準備ができた状態で話すことの大切さ 
②「伝えた」から「伝わる」になるための技術(すぐに実践できる具体例)
③「伝わる」ためのポイントのまとめ(ブレイクアウトルームを使っての実践練習)
という流れでわかりやすく講義いただきました。
 「伝える」場面の多い職業である栄養士、管理栄養士にとって「伝え方」を学ぶよい機会となりました。(受講者数16名)

令和5年度 第1回 富山県栄養士会 生涯教育研修会 (7月9日㈰開催)

「国家試験までのプロセス ~勉強の進め方、模擬試験等最適な受験時期について~」

 令和5年度生涯教育研修会第1回がオンラインにて行われました。
 今回は富山短期大学の大森聡先生をお招きし、「国家試験合格までのプロセス」と題して管理栄養士国家試験に向けた勉強方法や受験申込の際の注意点などを詳しくご講演いただきました。講演後は2~3人のグループに分かれ、参加者の皆さんと会員交流会も行いました。仕事や家事をこなしつつ勉強時間を確保する難しさやモチベーションの維持に皆さん苦労しておられることがわかり、情報交換と貴重なご意見を聞くことができる良い機会となったのではないかと思います。(受講者数10名)
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