会長あいさつ
令和4年6月11日の通常総会を無事終え、令和4年度の事業がスタートしました。
会員の皆様には、日頃からのご協力・ご支援に心から感謝申し上げます。
令和4年度の事業を推進するにあたり、事業の拡大に伴い組織改革を行いました。
執行部、広報部、事業部の3事業部のうち、事業部改め企画部に、災害支援部、栄養ケア・ステーション部を加え5専門事業部とし、8つの職域事業部と連携を図りながら事業・活動を運営してまいります。
今年度も、昨年からの「シニアの食生活支援推進事業」や「災害時における栄養・食生活に関する啓発事業」を継続して取り組みますので、研修会等は大いに参加をお願いします。
また、広報部担当のホームページにリニューアルは、今年度事業の画期的なものになりました。見たいページもスムーズに、調べたい分野も一目で確認、研修会等も簡単に申し込みができます。会員専用・賛助会員専用のページを設けていますので、是非活用いただき最新情報や指導媒体のダウンロード等、日々の業務に役立てていただきたく存じます。「ホームページ検討委員会」も立ち上げ、少しでも会員皆様のご意見を反映していきたいと考えていますので、忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。
当栄養士会の「栄養ケア・ステーション」は、令和3年度もコロナ禍ではありましたが、4市と協定を結び、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」を約120件実施してきました。今年度は、9市町と取り組んでいます。昨年度からは介護報酬(栄養関連)の業務も増えてきましたので、会員の皆様に「栄養ケア・ステーション」への登録を切に願う次第です。
日本栄養士会認定の「認定栄養ケア・ステーション」も、県内に5施設となりました。これからも「認定栄養ケア・ステーション」と当「栄養ケア・ステーション」が連携をとりながら、拠点を増やして市町村の健康づくりや介護予防等に参画し、地域住民の健康増進に努めてまいります。
今般の新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、多くの事業やイベントは規模を縮小して実施しています。一日も早い終息を願いながら、感染症に打ち勝つための免疫機能を低下させない食生活の重要性を専門職として大いに発信していきましょう。
食に関する課題は、「食品ロス削減」「栄養の日・栄養週間の周知」「若者・高齢者の低栄養」「高齢者のフレイル予防」「生活習慣病予防」等多岐にわたりますが、SDGsを視野に入れながら県民の健康寿命延伸に向け栄養士会の使命を果たしてまいりたいと存じます。
今後とも、富山県栄養士会・栄養ケア・ステーションにご協力、ご支援をよろしくお願い申しあげます。