公益社団法人　富山県栄養士会

　

　10月12日(土)ファボーレホールにてフレイル予防フェスタが開催されました。

　今年はSAT（サット）システムによる食事診断・栄養相談や咀嚼ガムを利用しての咀嚼力チェック、公開講座を行いました。

　SATシステムはフードモデルを用いて普段の食事のチェックを行い、バランスよく摂取するためのアドバイスを行いました。咀嚼ガムによる咀嚼力チェックでは、60秒間噛んでもらい、色の変化で噛む力を判断できるアプリを使用してチェックしてもらいました。ガムの色や、アプリで数値化したものを見てもらうことで噛む力の大切さを分かってもらうきっかけになったのではないかと思います。

　公開講座では富山県栄養士会副会長の山本桂さんが「フレイル予防のために今日からできること～食事編～」について講演されました。フレイル予防の観点からバランス食についての説明や手軽にたんぱく質を追加する方法、噛むことの重要性などについてお話され、参加者は熱心に聞いておられました。

　その他のブースでも歯科医師会やリハビリテーション専門協議会など８つ程のブースがあり、専門職の相談コーナーや脳トレ、フレイルチェックなどでにぎわっており、フレイル予防の大切さについて理解を深め合いました。（来場者数131名）